ファッションと保険のごちゃ混ぜなブログ

ファッションEC分野で起業を目指す人です。

普段着をオリジナルで作る。

最近、オンライン上でシャツをオーダー出来るサービスが増えてきました。

先日の記事にも書かせていただきましたが、

factelier、originalstitchやlafabric

lafabricに関しては、シャツだけでなくスーツのオーダーも出来るようで都内であれば、出張採寸も無料でやりますとのこと。

ファクトリエに関してはオーダースーツも始めているようですが、仕立てる券をネット上で購入し、実際は出向いて採寸等しにいく手間が今の所かかるようです。

ファクトリエがオーダーシャツで提携している工場さんのお話が聞けるイベントを9/26土曜日に熊本でなさるようです。

工場の方に色々と質問をしたくて、参加希望だったのですが、現在の仕事のスケジュール調整が恐らく厳しく、参加は難しそうです。
このような機会は本当に滅多になく、とても勉強になると思うので、是非とも参加したいのですが...

少し話しはそれましたが、私がやりたいサービスというのはまだ具体的に話しておりませんでしたが、

普段着、洋服を好きなデザイン、好きな生地で作ることが出来るサービスをやりたいと考えています。

これだけ聞くとlafabricさんやoriginalstitchさんと似ているような気がします。
特にlafabricさんはサイトでのconceptに普段身にまとうものを、自分が好きな生地やデザインで作れたらといった事を書かれていた事を記憶していて、想いはお互い同じなのかもしれませんね。

しかし、現段階ではどのサービスもオーダーシャツ、スーツのみとなっています。



これは、私が察するに現在のファッション業界の仕組みが、小ロット、もっと言えば1つのデザインで多様な生地を使って作るというシステムとは合わないからだと思います。

工場はある程度の量を受注することで、採算をとっていますし、1つ1つのデザインを1枚ずつ作っていては時間とコストの折り合いがつかないということでしょう。


更に現在のファッション業界の仕組みは、大量に受注する代わりに、工賃が劇的に安くさせられている部分もあるのではないかと思っています。
最近は小ロット多品種も大分増えてきてはいるようですが、工賃が抑えられている現状では工場はかなりキツイのではないでしょうか。


仮に私がやりたいような、普段着を好きな生地デザインから作ることが可能だとしても、この問題をそのままに工場にお願いしても、持続可能なサービスにはなりえないと考えています。

この問題点を解決することがまず1つ。

更に実際の縫製の工程を洗い出して、工程そのものを全く新しいやり方に変えなければサービスの実現は難しいはずです。


そのリスクはかなり大きく、協力してくださる工場を探すのにまず一苦労しそうです。


今現状、シャツ・スーツがオーダーで出来るようになって来ていますが、これはシャツやスーツだから可能だということではないでしょうか。

これはお客様がスーツやシャツはオーダーであれば時間がかかるものという思考があるからこそかもしれません。


しかし普段着だとどうでしょうか?
例えばスウェットや、カジュアルシャツを着るために何週間も待てるでしょうか?

答えはノーだと思います。

欲しいと思った時から、到着までにロスがありすぎると興味そのものが薄れてしまうのと、ファッションには季節が絡むことから、タイムラグをお客様は嫌うはずです。

早い段階から受注すればいいかというとそこもナカナカうまくいかないでしょう。

確かに春あたりには夏物をスタートすればいいのでしょうが、春に受注をスタートしたとして、夏物セールが重なる時期にタイムロスの多いサービスに人が集まるかというと、やはりブランドモノのセールに流れてしまうと思います。

ここで頭を捻らせる必要があるのは2点。

1点目は、今いったようなタイムロスを出来る限り短くすること。

2点目は、ファッション市場そのもののあり方を変えていくこと。

2点目は、詳しく述べるとセールじゃないと中々買わないという顧客サイドのファッションに対する考え方、それからセールでも利益が出るように作られているビジネスサイドの問題。

価値のあるのもには、それなりの対価を払うのが当たり前という風潮を作らなくてはなりません。

しかし現在はいいものでも半額以下にならないと買わない。
セールが始まるまでは服を買うのはもったいない。

こういう考えが蔓延しています。

悲しいかな、この風潮を作り上げたのはビジネスサイドなんだと思います。
これが消費としてのファッションにつながっているのではないでしょうか。

なのでこの風潮を適正な対価を払って大事に使う空気に変えていくにはビジネスサイドが変わっていく必要があると考えます。

普段着を好きな生地、デザインで作れるサービス。

簡単なようで、実はとても難しいことなのですね。

だからこそ、未だ未開拓の領域でやり甲斐もあるわけです!

単に普段着を生地、デザインで作れるサービスをリリースしたところで、スケールは難しいのです。


実は私はスケール出来るような仕組みも色々考えています。

しかし、地道にいいものを大事に使うことの大切さ、価値のあるものにはそれなりの対価を払う必要がある。

この当たり前をコツコツと訴えていく事も必要なんですね。